令和3年度 年末・年始 Safe Work推進強調期間の実施について
亀戸労働基準監督署からのお知らせ(要請)です
亀戸労働基準監督署におきましては、第13次東京労働局労働災害防止計画(平成30年度からの5か年計画)に基づき「Safe Work TOKYO」のロゴマークの下、「トップが打ち出す方針 みんなで共有 生み出す安全・安心」をキャッチフレーズとする官民一体となった労働災害防止に向けた取組を推進しています。
一方で、亀戸労働基準監督署管内の本年における労働災害発生状況は、10月末時点で休業4日以上の死傷者数は503人(前年同期比+91人)、うち3人が死亡災害に至っており、第13次労働災害防止計画の4年度として、さらなる労働災害防止の取組が求められています。
このような状況の中、東京労働局では、慌ただしくなる年末・年始をとらえ、労働災害防止活動の活性化及び労働災害の防止を目的とした「令和3年度 年末・年始 Safe Work推進強調期間」を設定し、事業場の安全気運の向上に向けた取組の一層の推進を図ることとしております。
つきましては、本強調期間の趣旨をご理解いただき、下記要綱による取組にご協力賜りますようお願い致します。
令和3年度 年末・年始 Safe Work推進強調期間実施要綱
1.趣旨・目的
慌ただしくなる年末・年始をとらえ、「令和3年度 年末・年始 Safe Work推進強調期間」を設定し、「Safe Work TOKYO」のロゴマークの下、都内各事業場の安全気運の向上に向けた取組の一層の推進を図ることとする。特に死亡や重篤な労働災害が多発傾向にある建設業については、労働災害防止対策の推進を強化する。
2.取組期間
令和3年12月1日(水)~令和4年1月31日(月)
3.実施事項等
各労働災害防止団体が年末・年始における労働災害防止に向けて行う取組、無災害運動、感染症防止等に加え、以下の事項を積極的に実施することとする。
(1)行政による重点実施事項
- 「Safe Work」のロゴマークの活用による労働災害防止の気運の醸成及び各事業場へのロゴマークの活用勧奨
- 労働局及び労働基準監督署幹部による事業場に対する集中パトロール
- 災害多発元請建設店社に対する労働災害防止指導の強化
- 労働基準監督署による集中的な建設現場指導
- 各関係団体主催の会合等を通じた経営トップに対する要請
- 各事業場における安全衛生宣言活動の推進
(2)各関係団体、各事業者による重点実施事項
- 年末・年始の繁忙期をとらえた計画的、かつ、安全衛生に配慮した事業の運営
- 事業場内に「Safe Work」のロゴマークを掲示することなどによる労働災害防止の気運の醸成
- 各関係団体幹部、各事業場経営トップによるパトロール
- 感染症防止に配慮した安全衛生大会等の開催
- 積雪・凍結等、冬期における転倒防止、交通労働災害防止対策の徹底
- 大掃除や棚卸し等の作業における脚立・はしごからの墜落、転落防止対策の徹底
- 各業種、各事業場における過去発生した災害を踏まえた労働災害防止対策の徹底
- 朝礼、ミーティング等を通じた不安全行動防止のための一人KY等の実施
- その他、本強調期間にふさわしい創意工夫を凝らした取組